東京2020オリンピック ボランティアになるには?

 2020年東京オリンピックがいよいよ近付いてきています。

せっかく日本での開催なのだから、間近で体感したい!ボランティアやってみたい!

と思っていらっしゃる方も多いのでは無いでしょうか?

 

 そこでこの記事ではオリンピックボランティアはどうしたらなれるのか?どんな事をするのか?などボランティアについて詳しく見ていきます。

 

目次 

 

 

ボランティアって何をするの?

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ボランティアの種類

まず、オリンピックボランティアには2つ種類があります。

それは大会ボランティアと都市ボランティアです。

 

 <大会ボランティア>

・競技会場や選手村などで、観客サービス、競技運営のサポートなど大会運営を支える

オリンピック組織委員会が募集

 

 <都市ボランティア>

・空港、駅、競技会場周辺などで国内外のお客様に対する観光・交通案内などを行う
・各都市、各自治体が募集

 

 

観客側からよく目につくのは交通整備や観客席の誘導などをしているボランティアですよね。その他にも大会会場内部でのサポート、選手達への直接サポート、ドーピング検査、清掃など、たくさんの役割があります。 

 

ここからは、メインである大会ボランティアについて見ていきますが、都市ボランティアにおいても概ね同じです。細かい条件など各都市によって違いがありますので各都市のHPで確認してください。

 

 

活動期間

大会期間中、前後において10日以上が基本。

 

活動時間

1日約8時間(休憩・待機時間を含む)

 

 

 

ボランティアどうしたらなれる?

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建設中の新国立競技場

 まず大会組織員会のウェブサイトから応募する必要があります。

(応募ページは9月中旬に開設予定)

なお、応募は先着順ではありません。

 

 応募期間

2018年9月中旬〜12月上旬

 

 応募条件

1.2002年4月1日以前に生まれた方

2.活動期間中において、日本国籍または日本に滞在する在留資格を有する方

 

 応募〜大会までのスケジュール

2018年 9月26日〜12月上旬  応募登録

2019年 2月 オリエンテーション

2019年10月 共通研修

2020年 3月 役割・会場決定

2020年 4月 役割別研修

2020年 5月 ユニフォーム受け取り

2020年 6月 会場別研修

2020年 7月 大会開催

 

役割や活動場所については応募時に希望できますが、必ずしも希望通りに行くとは限りません。

 

また、ボランティアですからもちろん、報酬や交通費は出ませんが、ユニファームや冊子など『業務上必要なもの』が支給される場合があるようです。

 

 

ボランティアをするメリット、デメリット

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では、ボランティアをするとどんなメリットデメリットがあるのでしょうか?

長野オリンピックの際に実際にボランティアをされた方の意見をまとめて見ました。

 

オリンピックボランティアをするメリット

  •  世界各国に人とコミュニケーションができる
  • ユニフォームがもらえる
  • 子供に自慢できる
  • 終わった時にやりきったと充実感、感動がある
  • 有名選手の素顔が見られることもある

オリンピックボランティアをするデメリット

  • 世界各国の人とうまくコミュニケーションが取れず、苦労した
  • 会場入り口で案内などをすると、なんでも知っていると思われ、様々な質問を受ける。他の会場への乗り換え方法など咄嗟出てこない質問をされ困った。
  • 仕事を休んで参加すると「長期間遊んでいる」と思われる
  • 大会運営側とうまく連絡が取れず、研修も不十分だった。
  • 宿泊場所の用意が間に合わず大部屋でプライバシーが守られなかった
  • 宿泊費・交通費は自己負担
  • 就活に特に有利にならない

 

実際に体験された方にはオリンピックの華やかさの陰に隠れてしまう大変さが多くあるようです。また、応募から実際に活動開始するまで約2年と長いのでモチベーションを維持することも難しいようです。

 

2020東京大会では真夏の炎天下での活動も予想されるので、しっかりとした動機づけや周囲への理解も得る必要がありますね。

 

 

 

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